クレジットカードの現金化による負のスパイラル体験談
大学生の頃は遊ぶお金欲しさにクレジットカードでキャッシングをしていました。
しかし学生カードは限度額が低いため、さらなる現金が得られないかと考えた私は馬鹿な暴挙に出てしまいました。
ここから負の螺旋がグルグルと描かれていきます。
最低最悪な状況にどのようにしておちいってしまったのか。私の負のスパイラル体験談をご紹介します。
すべての始まりはパチンコのビギナーズラック
友人と時間潰しのためにたまたま立ち寄ったパチンコ店。
パチンコ玉の買い方すら知らなかった私の初パチンコがどうだったかというと、千円が2万円にもなるまさかの大勝。
まさにビギナーズラック。
快感を覚えてしまった私は、その後パチンコにどハマりすることとなってしまいました。
今思えば全ての始まりは間違いなくここからでした。
連続キャッシングによってカードへの抵抗感が麻痺
パチンコで勝ち続けることなど不可能です。良い思いをしたのも最初だけ。あれよあれよと負け続け、なけなしの貯金も底をついてしまいました。
『悔しい!』
『何とか取り返したい!』
そう思った先の行動は性格によって変わるのでしょうが、私の場合は残念ながら『借金してでも取り返す!』という、決してギャンブルに手を出してはいけないタイプだったようです。
キャッシングしては負け、取り返そうとまたキャッシング。
初めは借金という自覚もあったし抵抗感もありました。
しかし『取り返せばOK』という大義名分がだんだんと感覚を鈍らせます。
こんなことを繰り返すこと数ヶ月。
慣れとは時に恐ろしいもので、クレジットカードへの抵抗感はすっかり麻痺してしまいました。
挙句、限度額は自分の貯金のようなものというアホな感覚にすり変わっていったのです。
現金化のきっかけはゲーム店の『高価買取』のチラシ
学生カードのキャッシング枠はそれほど多くありません。
パチンコで負け続けていればすぐに限度額に達してしまいます。
抵抗感が麻痺してくるとともに、もっと現金を引き出せないのかと考え出しました。
キャッシングとは別枠のショッピング枠というものが気になっていたからです。
ショッピングならまだまだカードが使えるのに、と。
そんなときに見てしまったんです。
ゲームショップに貼られていた『高価買取』のチラシを。
後はご想像の通りかもしれません。
ショッピング枠で高価買取対象のゲーム機を買えば、ちょっと損するけどお金になるじゃない!
ということで、このあまりに無謀且つ大損確定のアホな閃きを実行に移してしまったのでした。
負のスパイラルが完成
購入額の3割、4割を無駄にしてまで得た貴重な現金だからといって、パチンコに勝てるようにはなりません。
勝つことだってありますが、最終的には必ず負けます。
パチンコというのはそういうものです。
そして残るのは借金だけとなるわけです。
バイト代だけでは支払いが厳しくなり、支払いのためにまたショッピング枠を現金化。
こうして完全なる負のスパイラルが完成してしまったのでした。
まとめ
今回はクレジットカード現金化によって負のスパイラルに陥ってしまった私の体験談をご紹介しました。
言うまでもありませんが、このような愚行を決しておこしてはいけません。
現金をつくるためにクレジットカードを使えば必ず損失が生じます。
私のような単純な無駄だけでなく、利息や手数料も大きな損失です。
これらはみんなカード会社に搾取されていることをお忘れなく。
ご利用は計画的に。